●アドビ イラストレーター(Adobe Illustrator)のテキストエリアでの文字揃え
通常の文字ツールでの文字揃えは、左揃え、中央揃え、右揃え(縦書きの場合は上揃え、中央揃え、下揃え)の3種類ですが、テキストエリア内では両端で揃えることができます。もっと言えば、両端で揃えたいからこそテキストエリアを使用することになります。
バージョンによって呼び方が変わっていますが、パネルのボタンの画像を見れば間違うこともないと思います。CSで最終行だけを中央揃えや右揃えにできる両端揃えもありますが、ほとんど利用することはないでしょう。
一般的な文章を扱う場合は「両端揃え(CSでは均等配置の最終行左揃え)」で揃えます。この揃え方であれば、文章の途中で自動的に改行された部分はテキストエリアの右端で揃えられ、実際に改行されている部分のみ左揃えとなります。
文章内の必要な部分だけを文字ツールで選択して、部分的に揃えを変更することも可能です。その場合は行単位ではなく、改行から改行までを一単位として指定してください。
最後の行も両端で揃えたいときは「最終行も両端揃え(CSでは両端揃え)」を使います。
タイトルなど1行しかないものの両端を合わせる場合も「最終行も両端揃え(CSでは両端揃え)」です。