●アドビ イラストレーター（Adobe Illustrator）の文字の揃え
文字が複数行の時に、どこで揃えるかを決めます。基本は左揃え、中央揃え、右揃えの3種類です。（縦書きの時は上揃え、中央揃え、下揃えとなります）
アンカーポイントを基準に揃えるので、揃えの種類を変えてもアンカーポイントの位置は変わりません。
文字パネルの段落（設定）で揃えの種類を選んでから、文字を入力します。文字の向きと同様に、入力後でも揃えの種類を変更することができます。文字を選択後、文字パネルから揃えの種類を選んでください。
ちなみに、揃えにはショートカットもあります。
［command］+［shift］+［L、C、R］キー（Mac）/［Ctrl］+［Shift］+［L、C、R］キー（Win）
それぞれ、左（Left）中央（Center）右（Right）の頭文字です。
●アドビ イラストレーター（Adobe Illustrator）の文字の向き
イラストレーターの文字組みの方向で、文字を横書きにするか縦書きにするかを決めます。
ツールパネルの「文字ツール 
」を使うと横書き、「文字（縦）ツール 
」を使うと縦書きになります。ツールの種類によって、画面上のカーソルも変化します。
なお、文字ツールを使用している時に［SHIFT］キーを押すと、押している間だけ横書きと縦書きとが切り替わります。そのため「文字（縦）ツール」をツールパネルから選ぶことは、ほとんどないと思います。
既に入力した文字も、書式メニューの［文字組み方向］で、選択している文字の向きを縦⇔横と切り替えることもできます。
縦書きのとき、英数字などの半角文字が-90度回転します。これは文字設定パネルにある文字の方向のデフォルトが「半角文字の回転」になっているからです。テキストを選んだ状態で文字の方向を「通常」にすると半角文字も縦に並びます。半角文字を横に並べたいときは、その部分を文字ツールで選択したまま、文字の方向を「縦中横」にしてください。
CS以降では、半角文字の向きに関する項目が右上のパネルメニューに移動しています。まず、イラストレーターの環境設定のテキストの項目で「日本語オプションを表示」にチェックを入れておきます。この状態で文字パネルのパネルメニューから「縦組み中の欧文回転」（前記の「通常」と同じです）と「縦中横」が選べるようになります。
